11月19日(木)はボージョレ・ヌーヴォ解禁日!さわやかなワインに合うおすすめの焼き鳥は?

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ここ最近鳥取県は毎日寒い日が続いています。北海道や青森県など、北のほうにはもう初雪が降り始めているとか。冬がどんどん近づいていますね。体調管理にしっかり気をつけて、元気に過ごしましょう^^

2020年のボージョレ・ヌーヴォ解禁日は、11月19日(木)。
ボージョレ・ヌーヴォ解禁日に向けて、どんな焼き鳥が合うのかをご紹介したいと思います。本日も最後までお付き合いください★

秋の鳥取・大山

11月19日(木)はボージョレ・ヌーヴォ解禁日!さわやかなワインに合うおすすめの焼き鳥は?

ボージョレ・ヌーヴォとは?

ボージョレ・ヌーヴォとは、フランス南部ブルゴーニュ地方のボージョレ地区でその年に収穫された「ガメイ種」というぶどうから造られる新酒のことです。
「ヌーヴォ」は、フランス語で「新しい」という意味。ボージョレ・ヌーヴォはブルゴーニュ地方の秋の収穫を祝って行われる祭りで捧げられたのがはじまりと言われています。

フランスのブドウ畑

ボージョレ・ヌーヴォの解禁日とは

1395年当時、ブルゴーニュ北部のコート・ドールで栽培する赤ワイン用のぶどう品種を『ピノ・ノワール』に限定する法令を国が出したため、「ガメイ」の栽培は南部のボージョレ地方に押し出されてしまいました。「ガメイ」で造られるようになったボージョレのワインは、1600年代半ばにはパリでも販売されるようになっていきました。
1937年には、原産地統制呼称『ボージョレ』が造られました。1951年に毎年11月の第3木曜日午前0時を解禁日にすることが定められました。
今年2020年は11月19日(木)が解禁日。ちなみに日本では、日付変更線の関係上、本場フランスよりも約8時間早く楽しむことができます。

赤ワイン用のぶどう品種ガメイ

ボージョレ・ヌーヴォの種類

「ボージョレ・ヌーヴォ」に加えて、ボージョレ地区の中でも特にコクのあるワインができる、北部の38の村のぶどうだけを使って造るワンランク上のヌーヴォ「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ」があります。

赤ワインと白ワイン

ボージョレ・ヌーヴォのおいしい飲み方

ボージョレ・ヌーヴォは、10℃~13℃くらいが一番おいしく飲める温度。渋味が少なくフレッシュな果実味が特徴です。また、ワインは長く保管しておけば美味しくなると思われている方も多いと思いますが、熟成香を楽しむことができるのは一部の高級ワインだけ。ヌーヴォはフレッシュさを楽しむワインなので、購入後はできるだけ早めにお飲みください。

ワインクーラーで冷やされたワイン

ボージョレ・ヌーヴォに合う料理

ボージョレ・ヌーヴォは若さのある果実味のお酒なので、プロセスチーズやトマトソースパスタなどさっぱりしたお料理、和食の場合肉じゃがやタレ味の焼き鳥など、甘辛い味つけにも合います。時期的に温かいお鍋や煮込み料理もおすすめです。

ワインに合うパーティー料理

ボージョレ・ヌーヴォに合う焼き鳥

「タレの焼き鳥に合う」ボージョレ・ヌーヴォですが、どんな部位の焼き鳥と相性がいいのでしょう?
お酒に詳しいビアエッセイストの矢野竜広さんに伺ったところ、「ボージョレ・ヌーヴォはさわやかな飲み口が特徴なので、同じようにさっぱりした焼き鳥か、逆にこってりした脂の多い部位とあわせることでよいペアリングが楽しめると思います」とのこと。

※ペアリングとは……以前のブログ「ビアエッセイスト矢野竜広氏に聞く!ビールと焼き鳥のペアリングの基礎」をご参照ください。

焼き鳥串セット

カロリーの低いさっぱりした焼き鳥の部位を合わせる

やげん軟骨・タレ

おすすめ①やげん軟骨・タレ

やげん軟骨は、胸骨の先端部のことです。鶏は鳥類の大きな特徴のひとつと言われている発達した胸骨を持っており、翼を動かすための筋肉を支えるためにあるのですがその胸骨の先端の部分にある柔らかい骨がやげん軟骨です。

一般的に軟骨の唐揚げなどで使われる鶏の膝軟骨とはちがい、骨が柔らかいので食感がやさしいです。コリコリとした食感が食べ応えがあるので満腹中枢が刺激されダイエット効果の促進にも!

やげんなんこつの詳細はこちら

 

ささみ三兄弟・タレ

おすすめ②ささみ三兄弟・タレ

ささみは、むね肉の内側、胸骨に沿ったところに左右一本ずつある部位です。笹の葉のような形をしており、見た目は白っぽい肌色をしています。

ほとんど使われることがない筋肉なので全体的に柔らかい肉質です。鶏肉の中で最も脂肪が少なく高タンパク、低カロリーでダイエット食として長年人気の食材でもあります。

ささみの詳細はこちら

 

 

むね皮・だきみ串

おすすめ③むねかわ(だきみ)・タレ

高たんぱく低カロリーで脂身が少なく、もも肉と比べてさっぱり食べられるのが特徴のむね肉と、脂ならではの濃厚な甘味とコラーゲンをたっぷり含むかわを交互に刺した焼き鳥串。コンビニなどでも販売されていて注目の部位。

むねかわ(だきみ)の詳細はこちら

 

脂の多いこってりした焼き鳥の部位を合わせる

レバー・タレ

おすすめ①レバー・タレ

レバーは、鶏の肝臓の部位です。独特の濃厚な味と匂いがあり、ねっとりと舌の上でとろけるのが特徴です。血生臭さや苦みが苦手だという人もいますが、新鮮なレバーは生臭さも苦みもなく、口に入れた瞬間に濃厚なコクを感じられます。その濃厚さと口の中でとろける柔らかさはチーズに例えられることもあるほど。上質なレバーはワインによく合い、まるで高級フレンチを食べているような感覚を味わえると言われています。

レバーの詳細はこちら

 

ハツ・タレ

おすすめ②ハツ・タレ

ハツは、鶏の心臓のこと。こころ、ハート、ハーツ、ヘルツなどと呼ばれることもあります。ホルモンの中でも食べやすく人気の部位です。ホルモンの中でも臭みが少なく、あっさりした味わいです。ビタミンA、ビタミンB群や鉄分を多く含む高栄養な部位ですが、意外にも脂肪分が多いのが特徴です。

ハツの詳細はこちら

 

https://yakitori-ya.com/smartphone/page38.html

おすすめ③ぼんじり・タレ

ぼんじり(ポンポチ)は、鶏肉の尻尾(テール)の周りの肉のことです。地域やお店によって「さんかく」や「テール」とも呼ばれています。味わいはジューシーで、口の中でとろけるような食感が特徴です。歯切れよくかみ切れますが、適度な弾力もあるため、歯ごたえも楽しめるのがぼんじりの魅力と言えます。

ぼんじりの詳細はこちら

 

ボージョレ・ヌーヴォの解禁をおいしい焼き鳥とともに楽しもう♪

いろいろと書きましたが、もともとはフランスの収穫祭を祝う日。結局は楽しくおいしくボージョレ・ヌーヴォの解禁日を祝えることが一番! おいしい焼き鳥で今年もボージョレ・ヌーヴォをいただける幸せを噛みしめて楽しみましょう♪


こちらの記事は2020年11月7日に配信したメルマガを記事にしたものです。
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