子どもから大人まで大人気の焼き鳥!最近は自宅で、ちょっと特別感がある焼き鳥を楽しむ人も増えているようです。では、一体どんな焼き方が一番おいしく焼き鳥を調理することができるのでしょうか?
今回、実際に「ねぎま」と「皮」を様々な方法で調理してみて、どの焼き方がおいしかったのか、検証してみました!
ぜひ、あなたに合った焼き方を見つけて、自宅での焼き鳥を楽しんでみてくださいね。
焼き鳥のおいしい焼き方・調理方法
①炭火焼
本場の焼き鳥と言えば、炭火焼ですよね。炭火でじっくりと火を通すことで、外は水分が蒸発してパリッとした仕上がりに、中は水分を含んだままふっくらと焼き上がります。
炭を起こすのは大変な作業ですが、火が起こるのを待っている時間も楽しいです。
ねぎま
ネギには少し焦げ目が、モモの部分も外には焼き目がつき、中はふっくらと焼き上げることができました。お店の味を、家で楽しむことができ、とても盛り上がりました!
皮
焼き加減が少しむずかしいですが、少し焦げ目がついた時点でいただいてみると、カリッとする中にもちっとした柔らかさが残り、おいしく仕上がっていました。さすが炭火焼き! 本場の味という感じです。
特徴
炭火で焼くことで、本格的な焼き鳥の味が楽しめます! 本当においしいです! 家電などの調理器具と比べると、手間がかかり火加減なども難しいですが、BBQをする際には是非試してもらいたいです!
②グリル
「網に乗せて焼く」という点で、炭火焼に一番近いのではないだろうか? と思い、まずトライしてみたのがグリル調理!
グリルは全体に熱が通るので、串まで焼けてしまいます。串にしっかりとアルミホイルを巻きつけておくのをお忘れなく。
グリルの種類によっては、両面焼きの物と片面焼きの物があるようです。片面焼きの場合は、途中で焼き鳥をひっくり返し、両面にしっかりと火を通します。グリルはあらかじめ余熱しておきましょう。
最初は中火、最後の3〜5分くらいを強火で焼くことで、表面に焼き色がつき、より焼き鳥屋さんらしい美味しさが再現できます!
ねぎま
見た目も炭火焼きに近く、とても綺麗に焼き上げることができました。さすがグリル! お肉もジューシーにふっくらと焼き上がっています。焼き鳥屋さんの味が、再現できました。
皮
最後に強火にすることで、パリッとおいしく焼き上げることができました。さらに、油がいい感じに落ちて、さっぱりとおいしくいただくことができました!
グリルは火加減を調整しやすいので、炭火よりも簡単に焼くことができ、とても調理しやすかったです。
特徴
とにかく火加減が簡単です! 両面焼きグリルだと、途中でひっくり返す手間もなく、しかもおいしく焼き上げることができます。炭火焼きに近い味を家の中で再現したいなら、グリルがおすすめだと感じました。
弱点があるとすれば、焼き鳥から余分な油が滴るので、焼いたあとのお掃除が少し面倒なところでしょうか。
③フライパン
家での調理と言えば、フライパン!焼き鳥をフライパンで焼く、というイメージがあまりなかったので、どんな風に焼けるのか少し不安でしたが、試してみました。
焼き方は簡単!フライパンに油をひき、しっかりと焼き上げます。さらに、フライパン調理で大切なのが、焼き目をつけた後に蓋をして蒸し焼きにすることです。そうすることで、焼き目をつけた後に中までしっかりと火を通すことができます。
ねぎま
とてもおいしい! 炭火焼に近い美味しさ、というよりも、フライパンに油を引いて調理することで、お肉の表面は良い感じにパリッと、中はふっくらと旨味が引き立ち、「フライパンならではの美味しさが出ている!」という感じです。
皮
特に皮の美味しさが絶品でした。油で焼くことで皮がパリッと揚げ焼きのようになり、素材本来の美味しさを楽しむことができました。
特徴
炭火焼きに近い味、というよりも、フライパン調理だからこそ引き立つ美味しさがあるのだな! と感動する美味しさでした。肉の旨味を味わうことができます。
気をつけたい点は、特に皮は油が少なすぎると、フライパンにくっつき串から取れてしまう、というところです。また、焼きすぎると焦げてしまうので、火加減には気をつけたいところです。
④電子レンジ
一番お手軽で簡単だろう!と試してみたのが、電子レンジです。焼き鳥のタレをしっかりとつけた状態で、お皿に焼き鳥を並べてラップをかけ、チンします。
電子レンジにアルミホイルは使えないので、串はそのまま、お皿に乗せます。
ちなみに今回は、500wの電子レンジで、焼き鳥3本を約5分加熱しました。
ねぎま
炭火で焼いたようにはならず、かなり柔らかく、肉汁がかなり出てしまっています。
ただ、味はとてもおいしかったです! タレの甘みとお肉の旨味が溶け合って、深みのある美味しさになり、とても驚きました。
焼き鳥としていただくのも良いですが、温めた際に皿に出てしまうタレと肉汁がもったいないので、串から取って、白ごはんにタレや肉汁ごとかけて食べたい味だな、と思いました。
皮
炭火焼きの美味しさとはまた別の、甘辛焼きのような美味しさになりました。忙しい日や夜食などに、ふと食べたくなるような味でした!
カリッとした食感は出にくいのかな?という感じでしたが、もちもち食感が好きな人にはおすすめです。
特徴
熱が通るのが早く、今回試した調理器具の中では調理時間が最短でした。とても簡単に出来上がります。失敗もしにくいのではないでしょうか?
味は、炭火焼きとは全く違ったのですが、旨味がしっかりとしみて、柔らかくおいしくいただくことができました。皮のカリッとした食感は出にくいですが、さらにオーブンなどで火を通すと、カリッとした食感を引き出すことができるのかもしれません。
⑤オーブントースター
オーブントースターも、お手軽という点で焼き鳥を焼いてみました。
アルミホイルをクシャクシャにして開き、肉汁が中でこぼれないよう外側をくるりと折り返してオーブントースターの網に敷き、ネギマと皮を焼いていきます。
こちらも串ごと焼けてしまうので、出ている部分の串をアルミホイルで巻いてから焼きます。
オーブントースターの種類によって、焼き時間は変わると思いますが、我が家では大体20分〜25分ほどかかりました。途中で焼き鳥をひっくり返し、両面に火を通します。
ねぎま
炭火で焼くよりも、少ししっとりとした焼き加減でしたが、ふっくらとしておいしく焼き上がっていました! 中の様子を伺うことができ、焼き加減をみるのがとても簡単で調理しやすいな、と感じました。
今回試した調理器具の中で、一番簡単で安心感がありました。
皮
調理にかかる時間は20分〜25分と少し長めで、途中でひっくり返す手間があるものの、調理しやすく、簡単においしく焼き鳥を楽しむことができました。特に、オーブントースターでカリカリに焼いた皮がおいしかったです。
肉汁がしたたるのをアルミホイルで防げば、調理後の後片付けもとても簡単です!
特徴
調理にかかる時間は20分〜25分と少し長めで、途中でひっくり返す手間があるものの、調理しやすく、簡単においしく焼き鳥を楽しむことができました。特に、オーブントースターでカリカリに焼いた皮がおいしかったです。肉汁がしたたるのをアルミホイルで防げば、調理後の後片付けもとても簡単です!
所要時間や長所・短所
①炭火焼き
- 調理時間:約20分(焼き時間のみ)
- 長所:炭火焼きの、本格的な味が楽しめる。焼くのが楽しい。
- 短所:火加減が難しい。火を起こすのに時間がかかる。
②グリル
- 調理時間:約20分
- 長所:炭火焼に近い味が楽しめる。焼き加減がとにかく簡単。
- 短所:グリルを洗う手間がかかるので、最後の後片付けが少し面倒。
③フライパン
- 調理時間:約10分
- 長所:油で焼くことで、お肉の旨味が引き立ちおいしい。早く焼き上がる。
- 短所:フライパンにくっつきやすい。焦げやすいので火加減や焼き加減に注意が必要。
④電子レンジ
- 調理時間:500wで約5分
- 長所:調理時間が最短。簡単。味が染み込みやすい。柔らかく仕上がる。
- 短所:全体的に柔らかく仕上がるので、パリッと感は失われ、炭火焼きのような仕上がりにはならない。
⑤オーブントースター
- 調理時間:約20分〜25分
- 長所:調理や後片付けがとても簡単。焼き加減をみやすいので、好みの味に焼ける。
- 短所:レンジやフライパンなどの調理器具に比べて、仕上がりに時間がかかる。
まとめ
実際に焼いてみて感じたのは、調理の方法によって味わいが変化したり、調理時間が変わったり、また手間がかかるものから簡単なものまで、様々だということ。
- 焼き鳥の美味しさを、最大限に楽しみたい …… 炭火焼
- 家の中で簡単に、より本格的な焼き鳥を再現したい …… グリル
- 鶏肉の旨味や美味しさをじっくり味わいたい …… フライパン
- 用意も片付けも面倒だけど、簡単においしい焼き鳥が食べたい …… オーブントースター
- とにかく時短で調理したい …… 電子レンジ
このように、その日の気分や、掛けられる調理時間によって調理方法を変えてみると、より気楽に楽しく、焼き鳥を楽しめるんじゃないかと感じました!
家にある調理器で、こんなに焼き鳥がおいしく焼けるとなると、家事を時短したい時にも、大活躍しそうです。
色んな楽しみ方ができるのが焼き鳥なんだなぁと、今回改めて気づかされました。皆さんは、どんな焼き方を試してみたくなりましたか?その日の気分や空いている時間に合った調理法を、ぜひ試してみてくださいね!
今回使用したおうち焼き鳥のおすすめはこちら

焼き鳥屋大黒堂のネット店長。焼き鳥に関する情報や焼き鳥をより美味しく食べていただけるアレンジレシピなどをご紹介しています!