子どもから大人まで、おいしく食べることができる焼き鳥!串に打った鶏肉を、塩やタレで味付けして焼いていただく…とてもシンプルですが、鶏の美味しさを堪能することができる、古くから日本人に愛されてきた料理です。
しかし、焼き鳥が楽しめるのは、そんな日本の味だけではありません! 作る行程は違えど、様々な国の味を、焼き鳥で再現することができるんです。
このブログでは、日本のキッチンにある材料を使いながら簡単にできる、様々な国の焼き鳥レシピを紹介していきます!
特別な食材を使わずとても簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね!
焼き鳥串で簡単! 世界の変わり種焼き鳥レシピ3つ
キンキンに冷えたビールと相性バッチリ! ちょっとスパイシーなサテ(インドネシア)
インドネシアのジャワ島が起原といわれ、インドネシアだけでなく広く東南アジアで食べられているサテ。暑い国で食べられているだけあって、食欲不振になりがちな夏でもぱくぱく食べられる料理です。
材料(4人分)
生の焼き鳥用串(むね) ※なければ鶏胸肉 | 8本 |
塩 | 少々 |
★下味 | |
カレー粉 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ2 |
オリーブオイル(無ければサラダ油) | 大さじ1 |
すりおろしたまねぎ | 中サイズ半分 |
◎タレ | |
ごまドレッシング | 大さじ4 |
レモン汁 | 小さじ2 |
ナンプラー(なければオイスターソース) | 小さじ2 |
ヨーグルト | 大さじ2 |
作り方
所要時間 : 60分
- 生の焼き鳥用串(むね)の両面に、軽く塩をふる。
- ★下味の材料をよく混ぜ、バットに入れた串にまんべんなくかける、または、ジップロックにいれてよく揉みこむ。そのまま10〜30分程度つけ込む。
- 出ている串の部分にアルミホイルを巻き、グリルの中火で20分ほど焼く。(グリルによって焼き時間は変わってきます。)
- 串をつけ込んでいた★下味と◎タレを小鍋で煮詰める。
- 鶏肉が焼けたら、盛りつけて4.のソースをかけてできあがり!
サテを作るときには、通常ピーナッツバターを使います。しかし、近くの小さなスーパーではピーナッツバターは売っていなかったので、ごまドレッシングで代用してみました!
見事なまでにごまの香ばしさが引き立って、とってもおいしかったです!
子どもも大好き! サッとできてエスニック風のおしゃれな味 タンドリーチキン(インド)
タンドリーチキンとは、古くからインド周辺で食べられてきた、歴史ある鶏肉料理です。本場ではナンと一緒に食べられることも多く、日本でもタンドリーチキンサンドにして、カフェなどで提供されていたりします。
そんなおしゃれなタンドリーチキンも、おうちで簡単にできちゃいます。味がしっかりとしていて、こどもにも食べやすいので、普段の家庭料理としてもおすすめです!
材料(4人分)
生の焼き鳥用串(むね) ※なければ鶏胸肉 | 8本 |
塩・黒こしょう | 少々 |
★漬け込みだれ | |
オリーブオイル(無ければサラダ油) | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
ニンニク(またはおろしニンニク小さじ1) | 1かけ |
しょうが(またはおろししょうが小さじ2) | 1かけ中 |
トマトケチャップ | 大さじ2 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
カレールウ(またはカレー粉大さじ1) | 大さじ1 |
無糖プレーンヨーグルト | 大さじ3 |
作り方
所要時間 : 50分
- 生の焼き鳥用串(むね)の両面に、塩と黒こしょうをふる。
- ★下味の材料をよく混ぜ、バットに入れた串にまんべんなくかける、または、ジップロックにいれてよく揉みこむ。そのまま10〜30分程度つけ込む。
- フライパンにオリーブオイルを引き、中火で焼き鳥串の両面をこんがり焼き上げる。その後、弱火で5分程度蒸し焼きにする。
- 焼けたら皿に盛りつけ、フライパンに残ったソースを焼き鳥串にかけてできあがり!
今回は、余ったカレールウを使って作ってみました! より大人っぽくてスパイシーな風味を楽しみたい時には、カレー粉を使ったり、お好みのスパイスを組み合わせて使って作ると良いかもしれません!
白ご飯とビールにもばっちり合います! しっかりした味付けですが、こどもにも食べやすい味だと感じました!
サラダと一緒に食べてもおいしい! 暑い日にもどんどん食欲が進んじゃうケバブ(トルコ)
スパイスが効いた香ばしい味が病み付きになる、ケバブ! その昔、中東の人々が剣で刺して食材を焼いたのが始まりと言われているそうです。そんな歴史あるケバブを、日本の鶏むね串で、美味しくワイルドに再現してみたいと思います!
もちろん、自宅にある材料で、簡単にできちゃいます!
材料(4人分)
生の焼き鳥用串(むね) ※なければ鶏胸肉 | 8本 |
ハーブソルト | 大さじ2 |
カレー粉 | 小さじ1/2 |
レモン汁 | 大さじ1 |
玉ねぎ | 1/2個 |
ニンニク(またはおろしニンニク大さじ1) | 大粒1かけ |
★ソース | |
トマトケチャップ | 大さじ3 |
マヨネーズ | 大さじ2 |
牛乳 | 大さじ1 |
作り方
所要時間 : 60分
- 玉ねぎとニンニクをすりおろし、ハーブ塩、カレー粉、レモン汁とよく混ぜ合わせる。
- 1.を、バットに入れた串にまんべんなくかける、または、ジップロックにいれてよく揉みこむ。そのまま10〜30分程度つけ込む。
- フライパンにすべて入れて、漬け込みだれごと中弱火でじっくり焼く。少し焦げ目ががついたら裏返して両面を同じように焼く。
その間に、★を混ぜてソースをつくる。 - 肉の両面に焼き色がついたら、蓋をして弱火にし、蒸し焼きにする。
- 鶏肉が焼けたら器に盛りつけ、3.のソースをかけてできあがり!
今回は、自宅にあるハーブソルトを使って作りましたが、もし家にハーブソルトがない場合には、塩+ガーリックパウダーや、塩+こしょうなどでも代用できます!
真夏の暑い日に作ったのですが、ニンニクとカレースパイスの香りとコクがなんともいえず美味しくて、ぺろりと食べきってしまいました。
まとめ
いかがでしたか?日本の焼き鳥も美味しいですが、たまにはこんな変わり種も楽しいですよね。
それぞれ海外の料理ということもあって、作りにくいイメージがありますが、意外にも、普段から使っている食材でできちゃいますよね。串焼きにすることで、スパイシーでワイルドなお肉の味やレシピの歴史を、より感じられるような気もします。
ぜひぜひ、皆様も作ってみてくださいね!
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