もう4月上旬なのに、寒の戻りで今日は朝から死ぬほど寒かったです……。
こんな日は炭火で焼き鳥を食べながら、熱燗をグイっといきたいものです。
今日は、フランス・パリで焼き鳥のブームが来ているという噂を聞いたので、調べてみました。
あのしゃれた街パリで私の大好物でもある焼き鳥がブームになっているなんて、なんだかわくわくします!
フランスで密かなブームを呼んでいる焼き鳥
フランスで和食と言えば「焼き鳥」
フランスで「和食と言えば?」と聞くと、「スシ」でも「テンプーラ」でもなく、なんと「焼き鳥」なんだそうです。
フランス人にとって最も好きな日本料理は、すしを抑えて焼き鳥がNo.1!!
7カ国中でも、焼き鳥が1位だったのはフランスだけ! ほかの6ヵ国ではすべて「寿司」が1位だった!
これは嬉しい結果です。
参考:日本食品に対する海外消費者意識アンケート調査(中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリア)7カ国・地域比較
2013年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ) 農林水産・食品調査課
しかし、なぜフランスの人たちはそんなに焼き鳥を愛してくれるんでしょう……?
その背景にはフランスの食文化が関係していました。
フランスの焼き鳥は「タレ」が多い。その理由は、パリの食文化にあった。
フランスでは、日本食レストランでも焼き鳥を食べますし、焼き鳥の専門店もあります。
日本で言う「イタリアのパスタ」みたいに、外で食べる和食としての焼き鳥が根付いているんですね。
しかし、彼らは自宅でも焼き鳥を食べます。パリのマーケットの冷凍食品コーナーには「yakitori」のパッケージがずらーっと並んでいます。それを買って、家で温めて食べるのが当たり前になっているんです。
しかも、フランスの人たちは「塩」ではなく「タレ」の焼き鳥が好きらしいです。なんとなくですが、素材の味を大切にするイメージだったので、これには驚きました。
なぜフランスの人たちは「タレ」の焼き鳥が好きなのでしょうか。
それは、フランス料理は「ソース」をかかすことができない文化だからです。
冷蔵庫のない時代、海のないパリの街のシェフたちは鮮度のあまりよくない素材をおいしく食べてもらうことに命懸けでした、そこで匂いをなくすためにソースをかけていました。
この名残で、フランス料理=ソースでいただくという文化が定着したのです。
ソースで食事をする彼らの中で、タレの焼き鳥が気に入られているのは、こういった背景も関係していました。
備長炭の炭火焼き屋が、パリで一番のレストランに輝きました!
焼き鳥が好きなパリの人たちですが、近年炭火焼きのブームが訪れているそうです。
2019年度パリのレストランの最高賞“最優秀食卓大賞”に輝いたのは、なんと備長炭の炭火焼専門店Le Rigmarole(リッグマロル)。
アメリカ・ニューヨークで焼き鳥の修業をした男性と、名門料理学校出身の女性の二人がやっているシックなお店です。
焼き鳥の伝統や既成概念にとらわれず、マスタードやケッパー、ビネガーなどを使い、つねに新しい「Yakitori」を研究し続けているんです。
彼らの熱いエピソードがあります。
焼き鳥文化を研究し尽くしたうえで備長炭を使いたいと思い立ったが、パリで備長炭を仕入れるのはとても難しいです。そのため自ら備長炭の輸入会社を設立してしまったというんです。
このように、超・熱い人たちが経営しているお店なんです!
焼き鳥を愛する熱い人たちは、日本だけじゃなく海外にもいるんだなと思ったら、目頭が熱くなってきました。
まとめ
フランスで焼き鳥……、いつか食べてみたいです。
しかしすぐには手に入らないので、今夜は大黒堂のとても美味しい冷凍焼き鳥を食べましょう。
自宅のレンジで温めるだけで、アツアツのタレが絡んだプロの焼き鳥が食べられて便利です!
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2021年入社・大黒堂お客様担当の鈴木英太です。好きなものはレバー串とぼんじりです。
趣味は料理とオンラインゲーム。キャンプやBBQ、パーティなど色んなシーンでの焼き鳥をご提案させていただきます!