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【焼き鳥部位紹介】むね皮(だきみ)
鶏のむねと皮を交互に刺した昔ながらの串「むね皮」
むね皮(だきみ)はさっぱり+こってりが同時に味わえる部位。「むね肉」と「かわ」を交互に刺す、またはむね肉を皮で巻いたものを串に刺した焼き鳥のことを「むね皮(だきみ)」とよびます。
2021年1月から、焼き鳥のおいしいコンビニ・ファミリーマートでも「だきみ」を販売しています。
むね皮の良い点とマイナス点
良い点
・さっぱりしたむね肉とジューシーな皮がマッチ
・皮部分に、美肌効果が高いといわれるコラーゲンが豊富
マイナス点
・皮は下処理を怠ると臭みが出てしまうので注意
・むね肉はさっぱりしており、高たんぱく低カロリーだが、皮はカロリーが高いため注意
むね皮(だきみ)のうんちく 〜 もともとはカモのむね肉のことを「だきみ」と呼ぶ
「だきみ」とは、鶏のむね肉、特に鴨・あい鴨のむね肉のことを指します。鶏のむね肉の中で内側になる肉が外側の肉に抱かれているので「抱き身」と言われるようになりました。
転じて、「むね肉を皮で包み串に刺した焼き鳥」「むね肉と皮を串に刺した焼き鳥」のことも「だきみ」とよばれるようになりました。2020年4月、2021年1月とファミリーマートでも「だきみ」を定期的に販売されていることから「だきみ」という言葉は世の中に広まっています。ファミマの「だきみ」はむね肉を皮で巻いたものを串に刺したタイプです。むねと皮をあわせた焼き鳥は、昔からいろいろなところで食べられていたようです。
ところで、むね肉といえば、さっぱりしていて弾力は少なく、どちらかといえばもも肉より安価で手に入りやすいイメージですよね。
しかし、イタリアではもも肉よりもむね肉のほうが人気があり、スーパーでも高級なものとして売られているらしいのです!
もも肉が1kgあたり6.29ユーロ(およそ817円/1ユーロ=130円で計算)に対し、むね肉は9.69ユーロ(およそ1,259円)とのことで、日本とは逆です。
欧米諸国ではむね肉のほうが脂肪分が少なくヘルシーなので人気が高く、結果的に需要が多いため高価になっているとのこと。鶏肉に限らず、肉の好みの傾向は牛肉や豚肉でも同じで、脂身が少ないほうがおおむね価格は高いらしいです。
むね皮(だきみ)は低脂肪・低カロリー・高タンパクな、ダイエットに向いている食材
むね肉はさっぱりしており、高たんぱく低カロリー。皮はジューシーで脂とカロリーが多め。
むね肉は抗酸化(細胞の損傷や活性酸素を抑える)物質・イミダゾールペプチドが豊富で、肉体疲労を回復させてくれます。
皮に多く含まれるのはコラーゲン。コラーゲンはお肌をプルプルにするといわれている成分です。
イミダゾールペプチド
むね肉に含まれるイミダゾールペプチドは、アミノ酸に分解された状態で体内を巡り、脳がつかれている場合は脳へ、筋肉がつかれている場合は筋肉に働きかけるとっても優秀な成分。ほかの成分にはない最大の特徴です。1日50g〜100gの鶏むね肉を摂取すると体内に発生した活性酸素を除去し、日常生活の疲れを防止することができるとされています。
コラーゲン
コラーゲンは、たんぱく質の一つです。人間の体に存在するたんぱく質の約30%を占めており、皮膚や軟骨などの組織を構成する大切な成分です。コラーゲンは、皮膚の弾力を保ったり、関節の痛みを和らげる可能性があると言われており、お肌や健康に気をつかう女性にはうれしい栄養成分です。
焼き鳥の「むね皮(だきみ)串」の気になるカロリー・栄養素は?
エネルギー |
466kcal |
タンパク質 |
9.4g |
脂質 |
48.1g |
ビタミンA |
120㎍ |
※100gあたりの栄養素
昔ながらの懐かしい味が楽しめる「だきみ」の焼き鳥
大黒堂のむね皮(だきみ)串は、鳥取県の銘柄鶏・大山どりを使用。むねと皮を交互に刺して、むね肉のさっぱり感と甘い脂を感じられる一品です。皮が入っているので高カロリーなのでは……?と思われがちですが、大黒堂のむね皮串はおもにむね肉が多いため、低カロリー&高タンパクです。皮と肉の歯ごたえの違いをお楽しみください!
お客さまの声
●幼いころよく食べていた焼き鳥の味がします。むね皮という部位だったのだと大黒堂さんのおかげで初めて知りました。
●ファミマで「だきみ」を食べてからくせになってしまいました。甘さのあるタレがとっても合いますね。
大黒堂の焼き鳥「むね皮(だきみ)」のおすすめの食べ方
焼き鳥「むね皮(だきみ)串」のおすすめの味つけ
さっぱりした肉の食感と脂の味をを楽しみたいなら塩、むね皮でもしっかりした味で食べたい場合はタレ+マヨネーズなどもおすすめです。
焼き鳥「むね皮(だきみ)」のおすすめの焼き方
むね皮(だきみ)の焼き鳥は、パサつきを抑えるため砂糖を下味につけます。しっとりとした味わいをお楽しみください。
塩で焼く場合
- 焼く1時間ほど前に酒と塩・砂糖を振っておく。
- フライパンに薄く油を引き、強火であたためる。油が温まったらむね皮(だきみ)串をのせる。
- 軽く色が付いたら裏返す。数回返し、火を通しすぎないように注意しながら焼く。
- 最後に先端に塩を振り完成。
タレで焼く場合
- 焼く1時間ほど前に酒を振っておく。
- 裏返しながらむね皮(だきみ)串を焼き、表面に色がついたら一度タレをつける。
- タレをつけると焦げやすくなるので、中弱火にしてこまめに裏返しながら全体に火を入れていく。
- 最後にもう一度タレをつけて完成。
焼き鳥「むね皮串」のおすすめのアレンジ料理のレシピ
焼き鳥むね皮串が余ってしまった。そんなときにおすすめのアレンジ料理をご紹介します。
辛旨!むね皮串の唐辛子まみれ
辛いけど美味しい!おつまみにぴったりな一品です。
無限ピーマン★焼き鳥むね皮編
無限に食べられますが、焼き鳥が入っているのでボリューム感はしっかりあります!
むね皮のアレンジレシピは他にも >
だきみはさっぱりとこってりがいっしょに口の中で味わえるよ〜。マヨとしょうゆで最強の組み合わせだね〜。
よくあるご質問 - FAQ
- Q1.むね皮はなぜ「だきみ」とよばれるのですか?
- A1. 「だきみ」とは、もともと鴨のむね肉のことを指していました。鶏のむね肉の中で内側になる肉が外側の肉に抱かれているので「抱き身」と言われるようになりました。
転じて、「むね肉を皮で包み串に刺した焼き鳥」のことも「だきみ」とよばれるようになりました。