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【焼き鳥部位紹介】ぼんじり
プリっとジューシーで人気の焼き鳥、ぼんじり
ぼんじりは、鶏の尾羽のついているしっぽの先にある三角形の肉。地域やお店によって「ぼんちり」「ポンポチ」「さんかく」や「テール」とも呼ばれています。脂のりがよく「鶏のトロ」とも言われ、ほんのわずかしか取れない希少な部位です。ぼんじりは鶏肉の中でも最も脂肪が多い部位のひとつ。また、しっぽの突起部分はよく動かす場所なので、筋肉も発達していることから、プリっとした弾力のある噛みごたえで、歯切れ良い食感が生み出されます。焼き鳥にすると、脂の乗った薄皮がパリッと焼け、噛みしめたときのプリっとした食感とともに、じゅわっとジューシーな脂の旨みが広がるため、ビールによく合う焼き鳥のひとつ。レアな部位ですが他にない食感の魅力にはまる人は多く、好きな焼き鳥ランキングの上位にも入るほど隠れた人気者です。
ぼんじりの良い点とマイナス点
良い点
・脂が多いため、脂好きには最高
・コラーゲンやビタミン・ビタミンKなど脂溶性ビタミンも多め
マイナス点
・鶏肉の部位のなかでは脂肪が多くカロリー高め
・下処理を怠ると臭みが出てしまうので注意
ぼんじりのうんちく
〜 下処理はちょっとしたコツを掴めば簡単?!
ぼんじりは、焼き鳥専門店などの飲食店で食べることが多いと思いますが、最近はスーパーでも取り扱いがあり購入することができます。生肉のぼんじりを調理するときは、「油壺(オイルキャップ)」と小骨を取り除く下処理が必要。油壺は尻尾の先の下辺りにあり、チーズのような黄色で臭いがあります。この油壺を取り除くには、皮の先がとがった部分を下にして、皮と肉の間に包丁や指を入れて皮を引きはがします。その中から黄色い油壺を取り除くことができます。その後、小骨に沿って包丁を入れ、骨を取り除きます。ちょっとコツは必要ですが慣れれば簡単。下処理をすることで臭みがなく食べやすいぼんじり肉になりますよ。
ぼんじりにはコラーゲンがたくさん
ぼんじりには、皮や手羽先と同じく、コラーゲンが豊富に含まれています。量を多く食べる部位ではないものの、プルプルの食感を楽しみつつ自分のお肌もプルプル美肌効果を期待できるかも。ビタミンAやビタミンKなど脂溶性ビタミンも多めなので、上手に取り入れたい食材です。
コラーゲン
コラーゲンはタンパク質らの一種で、体内でアミノ酸に分解されてから吸収し、皮膚や関節に届きます。アミノ酸が長く繊維状に連なり絡み合ったロープのような構造をしていて、これが網目状に張り巡らされて、肌のハリや骨のしなやかさ、関節の動きの滑らかさなどを支えるのです。 コラーゲンを効果的に吸収するには、「ビタミンC」と一緒に摂取しましょう。塩味のぼんじり串にレモンは、栄養の面からも理にかなった食べ方ですね。
焼き鳥の「ぼんじり串」の気になるカロリー・栄養素は?
エネルギー |
454kcal |
タンパク質 |
20.36g |
脂質 |
40.68g |
ビタミンA |
78㎍ |
※100gあたりの栄養素
ぼんじりは鶏肉の部位のなかでは脂肪が多くカロリー高め。鶏もも肉は50gあたり69kcal、鶏むね肉は60kcalなので、比べると約3倍のカロリーとなります。皮の次にカロリーが高い部位です。たくさん食べるというより、酒のつまみに少量おいしくいただくのがオススメです。
大黒堂のぼんじりはぼんじりファン納得のおいしさ!
大黒堂のぼんじりは脂の甘みと旨みがしっかりと感じられます。ジューシーで、口の中でとろけるような食感はやみつきに。もたれにくい上品な脂で食べやすく、ぼんじりファンの方のリピーターも多い部位です。
お客さまの声
●晩酌にさっと温めて食べられるので便利。ぼんじりの焼き鳥はスーパーなどであまり売っていないのでまた購入したい
●肉が大きくて食べごたえがありました。焼き鳥屋では必ずぼんじりを注文しますが、家でも本格的なぼんじりが食べられるので嬉しいです。
大黒堂の焼き鳥「ぼんじり」のおすすめの食べ方
焼き鳥「ぼんじり」のおすすめの味つけ
塩味のぼんじり串に、たっぷりの粗びきコショウをかけてライムを絞ると、さっぱりしてチューハイに合います!
焼き鳥「ぼんじり」のおすすめの焼き方
ぼんじりの焼き鳥は、強火でしっかり焼くことで周りはカリッと、中は脂が溶け出してもちっとした弾力を楽しむことができます。
塩で焼く場合
- 焼く15分ほど前に酒と塩を振っておく。
- フライパンを強火であたため、温まったらぼんじり串を皮の側からのせる。
- 焦げないように何度か返し、しっかり焼いていく。しっかり火が入ると脂が溶け出して旨みがアップ。
- 最後にもう一度塩を振り、完成。
タレで焼く場合
- 焼く15分ほど前に酒を振っておく。
- フライパンを強火であたため、温まったらぼんじり串を皮の側からのせる。
- 焦げないように何度か返し、一度タレにくぐらせしっかり焼いていく。
- タレをつけると肉の脂と相まって焦げやすくなるので、中弱火にしてこまめに裏返しながら全体に火をしっかり入れていく。
- 最後にもう一度タレをつけて少し炙り、完成。
焼き鳥「ぼんじり串」のおすすめのアレンジ料理のレシピ
焼き鳥ぼんじり串が余ってしまった。そんなときにおすすめのアレンジ料理をご紹介します。
ポトフ風ぼんじりスープ
いつものスープにぼんじりを加えるだけで、コクが出てさらに甘く仕上がります。
栄養抜群!半熟ニラ玉ぼんじり
栄養価も味も相性の良いニラと卵にぼんじりを入れて食べごたえのある一品に。
ぼんじりのアレンジレシピは他にも >
こってりなぼんじりはさっぱりしたライムやレモンがとっても合うよ。塩とかんきつ類でぜひ食べてみてね〜。
よくあるご質問 - FAQ
- Q1. 焼きたてのカリっとしたぼんじりが好きです。トースターやグリルで焼く時のコツはありますか?
- A1. カリカリのぼんじりを楽しみたい場合は、時間を長く焼くとよいでしょう。目安は10分程度。出てくる油をしっかりふき取ってお召し上がりいただくと、かりっとした食感のぼんじりが楽しめます。