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【焼き鳥部位紹介】ヤゲン(薬研)ナンコツ
ヤゲン(薬研)ナンコツとは?
やげん軟骨は、胸骨の先端部のことです。翼を動かすための筋肉を支えるためにあるのですがその胸骨の先端の部分にある柔らかい骨がやげん軟骨。1羽から少量しかとれない希少な部位です。
名前の由来は薬をすり潰して粉末にする「薬研(ヤゲン)」という道具からきており、他にも『カッパ軟骨』『さんかく軟骨』と呼ばれることもあります。
一般的に軟骨の唐揚げなどで使われる鶏の膝軟骨とはちがい、食感がやわらか。お店によって骨についた肉を取り除かず骨と一緒に串に指すお店と、軟骨だけを刺すお店と分類され、お店によってやげん軟骨の楽しみ方が変わります。
ヤゲン(薬研)ナンコツの特徴
ヤゲン(薬研)ナンコツはコリコリとした骨の食感が特徴です。一般的な鳥の膝軟骨よりも食感は柔らかく骨と肉のうまみが同時に味わえます。
たんぱく質が多く含まれており、脂質はほとんどなく、コラーゲン・ナイアシンが豊富でパントテン酸・ナトリウム・ビタミンKが比較的多く含まれています。
肌の水分を保つために欠かせないコラーゲンと骨を強くするカルシウムが豊富に含まれているため、美容・健康にも優しい部位となっています。
<やげんなんこつの良い点とマイナス点>
良い点
・コラーゲンが豊富
・低脂肪、低糖質でダイエットする方にはおすすめ
マイナス点
・人によっては食感が堅すぎて歯に負担がかかる場合もある
・食べすぎると塩分(ナトリウム)の取りすぎになってしまう
焼き鳥の「ヤゲン(薬研)ナンコツ串」の気になるカロリー・栄養素は?
エネルギー |
54kcal |
タンパク質 |
12.5g |
ナトリウム |
390mg |
カルシウム |
47mg |
※100gあたりの栄養素
やげん軟骨は鶏の中でもとても低カロリー。
食べ応えがありヘルシーながらも栄養はバランスバッチリな部位です。
ヤゲン(薬研)ナンコツのおすすめの食べ方
焼き鳥「ヤゲン(薬研)ナンコツ串」のおすすめの味つけ
ナンコツ自体がさっぱりしている部位なので、塩で召し上がっていただくのがオススメ。あらびきこしょうやクミンなどのスパイスを追加して焼くとお酒の進むおつまみに。
焼き鳥「ヤゲン(薬研)ナンコツ」のおすすめの焼き方
ヤゲン(薬研)ナンコツの焼き鳥は、しっかり焼くことで香ばしい旨みが引き出されます。コリコリとした骨の食感がくせになります。
塩で焼く場合
- 焼く15分ほど前に酒と塩を振っておく。
- フライパンに薄く油を引き、強火であたためる。油が温まったらヤゲン(薬研)ナンコツ串を身の側からのせる。
- 焦げないように何度か返し、しっかり焼いていく。しっかり火が入ると香ばしい旨みが引き出される。
- 最後に皮目にしょうゆをひと塗りして少し炙り、完成。
タレで焼く場合
- 焼く15分ほど前に酒を振っておく。
- フライパンに薄く油を引き、強火であたためる。油が温まったらヤゲン(薬研)ナンコツ串を身の側からのせる。
- 焦げないように何度か返し、一度タレにくぐらせしっかり焼いていく。
- タレをつけると焦げやすくなるので、中弱火にしてこまめに裏返しながら全体に火をしっかり入れていく。
- 最後にもう一度タレをつけて少し炙り、完成。
その他おすすめレシピも紹介しています
焼き鳥やげんなんこつ串が余ってしまった。そんなときにおすすめのアレンジ料理をご紹介していますので参考にしてみてください。
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【生】"国産 焼き鳥 やげんなんこつ串 5本
710円
【焼】"国産 焼き鳥 やげんなんこつ串 5本
810円
大黒堂のヤゲン(薬研)ナンコツ串は、鳥取県産の鶏のなんこつを使用しています。骨から染み出す旨みとこりこりとした歯ごたえがたまらないおいしさ。柔らかく食べやすい軟骨です。
肉を残して処理しているので、骨と肉のうまみが同時に味わえます。
お客さまの声
●なんこつが大好きです! 大黒堂のなんこつは柔らかくていつも家族と取り合いをしています(笑)
●自分で焼くときにこしょうをたっぷり追加して焼いています。スパイシーでコリコリでビールが進みます!
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